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大王製紙、井川元顧問はツンデレのデレの方も出した方がいい

最近、大王製紙から目が離せないわけである。井川意高元会長が、会社のカネを不正に流用した挙句、あろうことか全部カジノですってしまうという痴態を演じ、会社に巨額の損失を生じせしめた事件は記憶に新しいが、いま、その元会長のお父上にあたる井川高雄…

マイケル・ウッドフォード氏の戦いは、なぜあんなに負け戦感満載になってしまったのか

先週書いたゲームの話については、もう少し掘り下げてみたいとは思いつつ、少し弾薬の補充が必要な状況であるため、今週は箸休め的にオリンパス事件の中心人物となったウッドフォード元社長についての雑感を書きたいと思う。 ガバナンス界の黒船 さてオリン…

木村剛はなぜ暴走したのか

「凋落 木村剛と大島健伸」は、少し前に世間を騒がせた振興銀行とSFCG(旧商工ファンド)という二つの経済事件に関するノンフィクションである。同著は、木村剛と大島健伸というまったく出自の異なる二人の経営者の運命が交錯しそして同様に破滅へと向かう様…

親デビュー

タイトルは、ついに人の親になりましたヤッターということではなくて、親になって突然振る舞いが積極的になる現象に名前をつけたものであり、要は高校デビューや大学デビューをもじった造語である。 親になるというのは結構特殊な経験で、それまでの価値観を…

妄想と現実の区別がつかない人

我々にはおそらく、いくつかの事実関係が与えられるとそれらの間の相関性や因果関係、背後にある事情などの言わば"物語"を勝手に思い描く習性がある。 物語に固執し過ぎると、物語にとって都合の良くない事実を無視したり歪曲して理解したりしてしまい、事実…

勝間和代は人をバカにしすぎである

新年早々、2010年の「お前が言うな」大賞とでも言うべき記事を見つけてしまった。 「」 以下引用。 三浦 本にすがる読者もレトルトパック的な情報しか求めなくなっている。素材から吟味して、これとこれを使ったら、こういう現象が説明できると解き明かす本…

「所有」の目的化

こどもを見ていて気づく人間ってそういうものかなシリーズ。 私からすると結構不思議なんだけど、世の中的にはそれなりにまかり通っている考え方というものがあって、その中のひとつが「好き」と「所有」(乃至は「独占」)をセットにするような考え方である…

絵を描けない人、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人

何の脈絡もないが、ふと、絵を描けない人や、文章を書けない人、なに言ってるかわからない人には、共通点があるように思った。それは端的に言えば、ものごとを正確に理解しようという意識が弱いということ。対象を正確に把握しないままに、それを絵に描いた…

twitterのremoveについての話題

「日本人はTwitterでRemoveできるのか。―コミュニティとしてのfollowのススメ - てきとーに、てきとーに。」というのを読んで、 以下の内容について、違和感がある。 うろ覚えで恐縮だが、日本でも熱い会議をすることで有名な某社のサラリーマンらがアメリカ…

幸福よりも大事なこと

ちょっと独り言的な内容だけど、 つい先日、「組織をつぶす上司「すさみの3原則」:日経ビジネスオンライン」という記事が話題になった。読んでない人のために適当に3行程度でまとめると、「大阪市内の公立中学校教師として陸上競技部の指導と生活指導に手腕…

おもちゃのベルトを巻いたって強くなんかなれない

なんとなく。 4歳になるうちの息子はスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズが大好きだ。まあ、うちの息子に限らず、このくらいの年代の男の子は結構みんな好きなのだと思う。保育園のお友達もみんな観てるみたいだ。日曜の朝といえば、テレビ朝日なわ…

「私が想う他者の意識」について

そういう人もいるんだな的な。 たぶん、不快感を感じる境界は人それぞれという話だと思うので、まあそれはそのとおりだし別に何でもいいといえば何でもいいのだけど、随分私とは感じ方が違うのだなあという。 「日本女性はレイプされるとよがる」というよう…

もともと人権なんてフィクションなんだからということでは

『お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』という記事が話題。 こういう話題が出ると必ず現れるのが、バーチャルな世界でのお遊びと現実社会における犯罪行為の相関についての言及。こうした発言を見るたび思うのが、では世の中をバーチャルとリアルに分け…

「しつけ」について

先日の記事の補足として。 愛があればラブイズオッケーか まず最初に言っておきたいのは、赤ん坊や子供がグズったときのあの不快感について。子供は昼夜を問わずあるとき突然グズり出す。原因はなにかあるのだろう。眠いときが多いような気がするが、腹が減…

親になるとはどういうことか

4年前に子供ができてから結構ずっと考えてることなのだが、親になるとはいったいどういうことなのだろうか。(注:オチなし) タイトルは問題提起としては抽象的過ぎるので、以下の3つに分ける。 親としての権利とはなにか 親としての義務とはなにか 親と子…

全体最適化(笑)

遅ればせながら、「【赤木智弘の眼光紙背】タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!(眼光紙背) - BLOGOS(ブロゴス)」という記事を読んだのだが、この記事のブックマークページには笑ってしまった。 どれがどうとか個別に言及はしないが、おなじみの「こ…

訳知り顔でなんか書いてるわりにはよく意味がわからない人の話

ホッテントリーになってたから、なんかあるんだろうと思って何度か読んだんだけど、どうしても意味がわからん。 竹中さんが頑張っているけれども、オリックスの109億円の入札の件で、2,500億円かかった事業を安値で売却するのはけしからん風の話があって。ま…

セールスも独立する時代

証券会社の営業の人の話を聞いて思ったこと。 昔から管理職と呼ばれるような人は、経営者として独立することはよくあった。技術職も、手に職があるので、とりあえず自営業や個人事業で独立しても受託などで頑張ればやっていける。組織の制約がない分、伸び伸…

自己責任論の恐怖

なんか面白い人がいたので。 最近以下の2つの痛いというか痛ましいニュースがあった。 痛いニュース(ノ∀`) : 息子への輸血を「宗教上の理由」で拒んだ両親に対し、即日審判で親権を停止 - ライブドアブログ 痛いニュース(ノ∀`) : 強姦された9歳少女が妊娠、…

美意識と合理性の間で

今日は、殺伐としたビジネスの場における憩いの時間である、ランチタイムでのとある出来事について考察を進めてみたい。 先日の話、私はランチタイムに会社から程近い洋食屋さんに行こうと心に決めていた。これはおそらく、週末のテレビ番組で流し見した”洋…

客観的で普遍的な正しさなんてない

私はこう思うよというだけの話だけど。 正しさとはなにか 私が先日書いた記事に対する反応をいくつか紹介する。 id:Yagokoro とりあえずお子さんが振りかざしてるのは子供らしい屁理屈であって正論じゃないだろう(笑) はてなブックマーク - うちのこどもと…

正論原理主義発言の迂闊さについて考える

先日書いた記事、『うちのこどもと、「正論原理主義」 - よそ行きの妄想』(以下「元記事」という。)のつづきというか補足というかなんというか。 元記事を書いた後、『+ C amp 4 +』という記事を読んだ。非常に良い考察だと思うし、大きく頷きながら読ま…

うちのこどもと、「正論原理主義」

村上春樹さんの「正論原理主義は怖い」という発言が話題だ*1。 村上春樹さんといえば、先日のエルサレム賞受賞式での「壁と卵」というスピーチ、自分は小説家だから壁と卵があればたとえ卵が間違っていようとも卵の側に立つという遠まわしな戦争批判ともとれ…

「おとな」になれない大人と、守るべき「こども」について

『子どもを守らないものは大人とはいわない(追記アリ - 地下生活者の手遊び』というエントリーを読んで、このエントリー自体は素晴らしい内容だと思うし、「なるほどいいこと言うなあ」とただただ感心するばかりだったのだが、さて自分はおとな*1なのだろう…

視点のずれから来る人格批判の必然性

当初『ユーザーの倫理観とか自社の使命感とかを前提にビジネスするな - よそ行きの妄想』についたブックマークコメントあたりを取り上げてなにか書こうと思ってたのだが、いま見たら他人の言説を単に否定形にして草をはやす*1しか能がない、いわばblog界のデ…

人格とか不快感、プリミティブな感情、人間的自然なんかにこだわっでも何も良いことないと思うけど

先日書いた『コミュニケーションと人格 - よそ行きの妄想』という記事に、興味深いコメントが届いた。 適応せずに生きられるのか 私が書いたのは要は、対人のコミュニケーションにおいて、人格の前面に「立場」をおいたほうがなんかたぶん楽だよという話。つ…

「ニセ科学」と「ニセ科学批判」と「ニセ科学批判批判」について

基本的に去年の話題だが、なんとなく思いついたことを。 「ニセ科学」について 「ニセ科学」批判・批判は難しい。「ニセ科学」批判・批判者が陥りやすい失敗のひとつが、科学と非科学の境界線は常にグレーでありかつ素人がクチを出せるほど単純な問題ではな…

id:magician-of-posthumanの人観察日記とニセモノに向けられる不快感

さて、本当は先週書くはずだったが、たちの悪い風邪を引いたり、ちょっと呑みすぎたり、思ったより長くなったりで今日になってしまったが、『はっはっはっは』に対する反応を書く。 ポの人による批判 題名からして明らかだが、上の記事は私に対する批判であ…

「会話の通じない人」は最強か

ついさきほどふと目にとまった『今も昔も会話の成立しない人最強』*1というブクマコメントについて。 私は金融業会で、M&Aなんかの仕事を中心に取り扱っている。弱小証券ではあるが。「会話が通じない人」に出会うケースは多い。通常、M&Aを進めるにあたって…

母性本能という道徳

『だった : おまえら子供殺す母親の気持ちって少しでもわかる?』を読んで。 いや、昔まったく同じ疑問を持ったことがある。 『親の子殺しのつづき - よそ行きの妄想』子供を殺す行為は、動物にはよく(かどうかは知らんけど)見られるものだと当時聞いた。…

努力の成果に向けられる不快感

なんか勉強系の話題が流行っているようだ。 何かにつけて、後出しの自分定義によって我田引水をはかるみっともないアルファブロガー(笑)の話はおいておいて、以下に引用するエントリーは少し興味深い。 たとえば体育や音楽でずば抜けた能力をもつ場合、そ…

うちの上司(65)観察から考えたこと

仕事上で老人に触れて思うのは、固定的かつ大きな盲点が常にあるということ。 このエントリーでは「盲点」はメタファーとして用いられるが、念のためもともとの意味を共有しておこう。Wikipediaから引用する。 盲点(もうてん)とは、脊椎動物の目の構造上、…

ただのサヨクとただのウヨクと

一昨日、昨日と続く三部作(笑)*1の完結編にあたるとか。あたらないとか。 ■ただのサヨク理想を描き、それを語ることにオリエンテッドな人たち。彼らにとって現実とは、理想を語るための題材でしかない。うっかり実現可能性などの尺度で彼らの理想にケチを…

生きるとはなにか

半ばポエム(ブロガー症候群レベル6)状態に突入。 「生きるとはなにか」という問いに対して、エンヤ婆は「欲するものを手に入れることですじゃ」と定義した。この定義はDIO様の言う「恐怖を克服することだ」に論理展開が可能だ。欲するものを手に入れるに…

橋下知事による「ハメ禁止」発言の陳腐さとそれに群がるバカ (追記あり

朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか?について。 ブクマでも、 意味不明。卑劣?別に畑がなくなっちゃって泣くのは自然。橋下知事はきっとストⅡですぐハメ禁止とか言い出すタイプ。ハメの状況をいかに回避するかというゲームなのに。 と書い…

金持ちの不幸と貧乏人の幸福 (追記あり

はてなブックマーク - またかよ - good2ndにて、id:kyo_ju、id:y_arimとやり取りしていてふと思ったことを。 金持ちの不幸は、身の回りのあらゆる些細な問題がその豊富な資産によって大抵解決されてしまうがために、自分の病や死など解決しようのない不安に…

本能の欠落と言う人間の本質と、資本主義社会の負担免除

はっはっはっはを読んで。 とりあえず、今回の応答でわかったのは、私がせっせとボールを投げていた方向は、明後日だったということくらいだろう。「人のことを我侭とか言う奴は大抵自分が我侭」論を褒められていい気になっている場合ではない。私は、magici…

他人のことを我侭とか言う奴は大抵自分が我侭

はっはっはっはへの返答をば。 まず、上記のエントリーにおいて長々とご説明いただいている以下の理屈について、完全に同意する。同意するというか、当該叙述は、目から鱗が落ちるほどに、私の潜在的な感覚を顕在化させるものだ。 したがって、社会システム…

世の中には大体くだらないものしかなくて、要は受け取り方次第

NHKが視聴率トップになったそうだが、それ自体はどうでもいいとして、ネットの反応が少し気になったので。 ついにゴールデンタイムの平均視聴率トップがNHKになる:ν速ウォッチャー(β) はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):NHK、視聴率トップに…

人権騒動の図式がようやく腑に落ちたという話

「人権」っていつから信仰の対象になったんだっけ? - 想像力はベッドルームと路上からを読んで。 ここでのid:inumashさんの切り口は、私にとってまさに絶妙で、一連の騒動がストンと腑に落ちた。人権擁護派*1のかたがたが、「意味」を論じることなく、ひた…

正解を選ぶことは常に不安を伴うもので、勇気を必要とする。

今日道を歩いていて突然思いついた話。タイトルは適当。例えばドラクエをやっていて、ダンジョンに迷い込んだとする。別れ道だ。右か左を選ばなくてはならない。こういうときになんとなくの直感が正解を告げるときがあって、そういう直感って結構あってるも…