視力が0.5くらいから1.2くらいになった話

  1日30秒!松崎式「視力アップ」術 (成美文庫)

当ブログ初のライフハック(笑)*1系。というか、これ私も効いたかもというただの経験談だけど。

たとえば遠くにある建物の表面がタイル状だったりすると、このとき端から端までタイルがいくつあるのか数えたりします。また、遠くに木立があると、ほとんど見えるはずもない木の葉の一枚一枚が見えるようになるまで目を見開いて見つめます。夜なら一目でわかる一等星など無視して、暗い等級の星を探します。
このとき眉間に力をいれず、目をしかめず、カッと見開いているのがコツのように思いました。そのうち目の奥の方が痛くなりますし、涙も出てきますので、本当に木の葉が見えたかどうかにかかわらず、このあたりで止めます。
大学院時代から今に至るまで、一日にいったい何時間モニターを見ているのかわかりませんが、このトレーニングを休み時間や、道を歩いているときに意識的に行うようにしていたおかげで、裸眼のままなんとか視力を維持できている気がします。

涙が出るまで遠くを見る眼筋トレーニングの効用 | Lifehacking.jp

どこで聞いたか忘れたし、真偽のほどはまったく定かではないが、私が聞いた話では、視力の低下とは眼球のレンズの幅(?)を調整するための筋力が衰えることによって起こるのだという話だった。であるからして、当該筋力を鍛えれば視力は回復する余地があるのだと。

トレーニングの具体的な方法は以下。

  1. 遠くの方に、見えるか見えないかくらいの対象*2を設定する。
  2. その対象が見えるようになるまで、頑張って見つめる。
  3. だいぶ見えてきたら、いったん目を閉じてリラックス。
  4. 目をあけると上記で設定した対象がだいぶぼやけてる見えるはずなので、また頑張って見つめる。
  5. 3と4の繰り返し。

ああ腕立て伏せみたいなもんね、というざっくりした理解で上記トレーニングを始め、数ヶ月くらいは飽きずにやっていただろうか。翌年の健康診断かなにかで視力を測ると俄かに回復していたので、もしやと思い上記トレーニングを再開。その後思い出したときにやる程度のペースでトレーニングを続けたところ、毎年徐々に回復していき、現在はタイトルにあるように1.2くらいで推移している。その間4年くらいだっただろうか。

なにが良かったかと言えば、運転免許証の条件から眼鏡等がとれて、車乗るときだけメガネをかけるという必要がなくなったことかな。

追記

ブクマに続々と寄せられる、「それで直るのはただの仮性近視」説。とりあえずwikipediaで調べてみた。

屈折性近視
 角膜および水晶体の曲率が強くて焦点が短過ぎ、網膜より前方に焦点を結んでしまうもの。

軸性近視
 眼球が通常より前後に長いため、水晶体と網膜との距離が長過ぎ、網膜よりも前方に像を結んでしまうもの。 遺伝性の近視は大半が軸性に分類され、矯正を必要とする。 眼球が通常より引き伸ばされているため、網膜が薄くなっており、網膜剥離を起こしやすい。

偽近視
 眼の疲労により一時的に近視のような状態になること。仮性近視、調節緊張性近視とも呼ばれる。近視に含めない考えで単に調節緊張と呼ぶ者もいる。

近視 - Wikipedia

うん。確かに「角膜および水晶体の曲率」や「眼球の長さ」がトレーニングで直るわけないわな。自分、偽の近視だったよう。


ただ、同じページには次のようにも書いてあった。

偽近視については様々な考え方がある:

・偽近視は存在し、治療すべきである。
・偽近視は存在するが、治療可能なものは稀である。
・偽近視を治療しても治療を中止すれば元に戻ってしまう。一時的に治すだけのために時間・手間・費用を掛けるのは無駄である。
・偽近視が自覚されるほど遠視が弱まっていればいずれ本物の近視になるのは避けられないので、偽近視を治療しても意味がない。
・「治療可能な偽近視という近視がある」ということを殊更に強調すると近視全般が治療可能であるかのような誤解を招き、効果不明の民間療法を利することになるので良くない。
・偽近視はあるのが当然であり、「治療」するようなものではない。
・偽近視は存在しない。

一応私は直ったので、「偽近視(仮説近視)は存在し、トレーニングで直るケースもある」説に一票入れておくかな。
まあ何もしなくても直ったのかもしれないけど、上記トレーニングは大したコストもかからないので、別にやって損もないかも。ただ一番確かなのは、上記が「効果不明の民間療法」であることだと思うので、そこんとこよろしく!

*1:使い方あってるのか?

*2:文字など。近くでも文字の大きさなどで調整可能。