ライブドアリニューアルの続き

さっきのを書いた後に、以下のインタビューを見つけました。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2006/07/03/12535.html

私が知る限り、最近もっとも成功しているCGMサイトは、ヤフーオークションと2ちゃんねるのまとめサイトらです。グーグルはまたちょっと違うような気がします。

どちらも、本質的には個人が発信した情報がコンテンツとなっており、それを集合させ、また見やすく整理することで、媒体としての価値を向上させています。

しかもオークションは、コンテンツの提供者と、広告主が一緒と、非常に効率がいい媒体だと思います。

ここで、ポイントは、(1)コンテンツの源泉であるユーザーの情報発信を促す、(2)発信された情報を上手に整理する、(3)コンテンツ提供者であるユーザーに対して利益を落とすことで、ユーザーの広告主としての需要を喚起することだと思います。

そういった意味では、上のインタビューの内容は1と3の視点を欠く気がします。


で、最後に若干グーグルの話ですが、グーグルってゆうのは、メディアではなく、サービスだと思います。本当に主観的な切り分けになりますが、暇なときにグーグル開かないじゃないですか。あるとわかってるものを探すけど、こんなのあるんだ、、みたいなものが見つかる場所ではないですよね。便利だけど、見てて面白いものではない。辞書と雑誌の違い。みたいな。

インターネット=検索という世界においては、グーグルは最強かつ最高のサービスであり、メディアですが、インターネット=コミュニケーションであれば、話は全然違いますよね。