ほにゃらら専用端末

携帯電話は、その圧倒的な普及台数から考えて、いまや絶対的な携帯型端末機であり、今後は、ゲーム・音楽・TVなどますます汎用化が進み、そこに大きなソフトウェアビジネスのチャンスがある・・
とか思ってる人多すぎ。
もうずっと人大杉


詳細は後述するとして、この考え方は絶対違うと私は思う。むしろ、携帯型端末機は用途にあわせて専門化がすすむものと思っているし、てゆうかIPODとか、DSとか実際そうだし。


で、なぜそう思うか。
携帯電話の普及によって、端末としての価値もまあそうなんですが、何よりも電話として、通信手段としての価値が非常に高まっていると私は思います。それこそ私もそうなんですが、固定電話をひかず、携帯電話だけという人が最近はいる。一応申し訳程度に固定電話を引いているがほっとんど使わないなんて人も多いはずです。
何がいいたいかというと、そういった人たちにとって携帯電話というのは、非常に重要な通信手段として最早所謂必需品であり、電話という機能は、先にあげたような付属機能とは明らかに一線を画すわけです。だからはっきりいって電話とメール、それからアイモードくらいはいいですが、要は通信以外の機能のためのスペースは邪魔でしかないですし、充電も有限ですから、余計なことに使ってる場合じゃないと。
まあ、完全に娯楽として通信を楽しんでいる人もいらっしゃるかと思うので、完全に一般的な事象かと言うとそうでもない気もしますが、ただ傾向としてそういうものがあることは確かだと思っています。
私の携帯もワンセグが受信できますが、(ほんとはわざわざそういうのを選んで買ったんですが、)充電がなくなるから見ません。いっさい見ません。あほか。


それから、なんというか、通信以外の機能は所詮おまけだと思うんです。ゲームの例で言うと、プレステとかDSとかと、携帯電話。どっちゲームがやりやすいですか?いやまあ、わかってて聞いてるんですけど。じゃあなんで携帯電話にゲームをダウンロードするというそこそこ大きな市場があるかと言えば、(私もそうなんですが)たまたま持ってるもので暇を潰そうという、極端な言い方をすると苦肉の策です。あと、いい大人が電車の中でゲーム機を持つのは恥ずかしいという、実情にも対応していそうです。
でもね、これっていうのは、ゲーム好きに言わせればおかしな話で、ゲームっていうのは別に暇つぶしでやるもんじゃあないわけですよ。それこそやりたいゲームがあるから頑張って時間をつくってでもやると。趣味なんです。もっといえば文化なんですよ。いや、それは言いすぎですよ。
これを忘れて携帯型ゲーム機は携帯電話に集約するとか言ってる人は、特にゲーム会社がこれを言うのは、ユーザーを見失っているとしか言いようがないと思う次第であります。


まあ、とかなんとかで、私は冒頭申し上げたとおり、今後は、IPOD・DSに続く専用端末の大ヒットが続くと予想します。
で、注目はWEBブラウジングです。その心というか、キーワードはRSSリーダーソーシャルブックマーク、写真・動画共有サイトです。
ついこないだ書きましたが、RSSリーダーソーシャルブックマークにより、ブラウジングは完全な能動的から受動的に変わりました。つまり興味があることをgoogleで検索するというスタイルから、その他の人が興味を持っていることを閲覧するというスタイルになりました。
で、そうすると、キーボードってあんま使わないんですよ。しかも新聞よりも圧倒的に情報量が多い。もうこれは朝の通勤に最適。
一方で、RSSリーダーとかって携帯電話でも見れるんですが、何かアプリとか入れれば別かわかりませんがYouTubeとかのFLASHは再生できないし、何より画面がちっこくて見づらいし、そもそも動画とかみてたら充電足りないわけです。

いや、ほんとにねー、これは、結構いい予感。ですよええ。