「iPhone 3G」のiPod機能はただの客寄せパンダだった件

iPhone 3G」になっても音楽ダウンロードはWi-Fiで--製品ページで明らかに
Napster MobileやRhapsodyなどのサービスでは、すでに多くのiPhoneの競合製品向けに、3Gネットワークで音楽をダウンロードできるサービスを提供している。それにも関わらずAppleが3Gサービスの提供に踏み切らないのは、恐らく各楽曲の売り上げをAT&Tと分け合いたくないからだろう。
http://news.livedoor.com/article/detail/3677722/

は?なにそれ?そうなの?
なんという傲慢・・ なんとゆう強欲・・


iPodを餌に端末を販売⇒端末には通話機能も付加⇒端末力を背景に通話料の一部を通信会社から強奪⇒でもiTunesの売上は独占(ユーザーにネット通信料を押し付け)


こういうユーザーのことをまったく考えていない会社は、ほんとにさっさと見放されて欲しい。だってお前、携帯なのに、iPodがついた携帯なのに、無線LANがつかえないところではダウンロードできませんてお前。不便だろうが!じゃあiPodなんかつけずに勝手に売れよカス。


だからMacとかもはやんねーんだよこの会社。すぐあぐらかきやがって。まじバカじゃねーの。


と、ひとしきり憤った後に、したの記事を見てかなり落ち着いた。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/9e6be8071830bc2c8ae6c62557e2acf2

そこまでひどい書き方ではないが、要はAppleなんてiPodがたまたままぐれであたっただけのぽっと出の企業が、糞端末をちょこっとヒットさせて、信者ともども喜んでるけどあほなの?という話。


ここまで書いていただけると、大分批判するにも自信がもてるが、コンセプトから考えて、そもそもスマートフォンiPodをつけるというのは、一体全体誰のための商品設計なのか。私が知る限りスマートフォンのユーザーはほぼビジネスマンであり、端末自体は十中八九会社の支給ではないか。なぜそんなものにiPodをつける必要があるのか。
1年くらい前からここにも書いている。
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20070119/1169183280
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20070703/1183452377


若しくは個人向けのスマートフォン市場の開拓自体を狙ったのであれば、既存の携帯電話との互換性というか機能の承継というか、そういうものを考えないと、ユーザーが既存の携帯電話から乗り換えようがないというのは考えつかなかったのだろうか。自社の保有するソフトウェアをひとしきり乗っけただけで、パソコンみたいで便利でしょ?といわれても、そもそも誰に向けて話しかけているのかもわからないし、ただの自己満足にしか聞こえない。


要は、製品として中途半端に思える。インタフェースは確かに革新的かもしれないし、ソフトウェアもさくさく動いて快適かもしれないが、ターゲットと機能はちぐはぐで、コンセプトはイメージ先行型である。顧客の利便性を追求したものには思えない。思うに、iPhoneというのは、MacやiPodで培った自社のファンから通信料を搾取する仕組みなのではないか。


こんなつまらないものつくってないで、さっさと「3G通信機能付のiPod」を出して欲しい。当たり前だが通話機能やブラウザなどはないシンプルなものでいい。楽曲の販売売上を通信会社とシェアして、ユーザー負担を軽減して欲しい。そうしたら端末代金は10万でもいい。


なお、これにはかなり笑った。
http://nw2.blog112.fc2.com/blog-entry-1015.html


あと、こっちに続きを書きましたので是非。大分冷めました。
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20080613/1213344908