社会

日本人がつい「報連相」を重視してしまう本当の理由

確かに一理!「報連相なんてムダ!」という外国人ビジネスマンの言い - モチベーションは楽しさ創造から こちらの記事を読んで、「なにをいまさら」と思ったので書いてみる。 なお、状況を冷静に俯瞰すると私のほうがよっぽど「なにをいまさら」なのは内緒だ…

高齢化社会における企業組織についての必然性

実質的にはこれのつづき。 今日、(旧来的な)日本社会が滅んでいくんだなあということを実感した。 - よそ行きの妄想上の記事のブコメに、 id:zu2『子供叱るな来た道じゃ。年寄り笑うな行く道じゃ。 / じゃあ、社会としてどうするかだよな。 そこが抜けると…

ネット上のコミュニケーションスキルと能力格差についてのつづき

前エントリがこちらで、このつづきとして。 ネット上のコミュニケーションスキルと能力格差について - よそ行きの妄想 個人的なメッセージとしての要素の意味 まずは寄せられたご意見ご感想を紹介したい。 元記事において下記のような表現があるから、個人的…

ネット上のコミュニケーションスキルと能力格差について

増田さんへ。私は久しぶりに激怒しました。 - iGirl への反応として、まったく面識のない相手に言葉を届けたいのに、なぜ人格否定をするのか? - ARTIFACT@ハテナ系というのを読んで、結構愕然としたんだけど。なんか要は、asami81さんは、元記事を書いた増田…

スイーツ(笑)は甦らない。

先日、 という記事に、ブクマで なにをwww言ってるのかwwww極度に細分化された社会では個が感じる疎外感を何かで埋め合わせる必要があって、スイーツ(笑)もそのための立派な価値観だよね、価値観を否定するのは無意味だ、でおk? と、コメントした…

今日、(旧来的な)日本社会が滅んでいくんだなあということを実感した。

先日、私のボスとして60オーバーのシルバーヘヤーがやってきて、さらについこないだ追加でこれも60前後のオールドタイプが増えました。今日それらとの、結構つまらない(どうでもいい)件における、割とおおげさな議論があったんですが、それで「ああもうこ…

ニヒリズムの蔓延とマスの消失

目下自慰的に連載中の非モテシリーズはあれはあれで物語として是非完結させてみたいのですが、テーマをちょっと一回外だししておきたいと思いまして。何が言いたいかって、要は現代社会の問題点というか特徴としての、ニヒリズムの蔓延とマスの消失なんです…

非モテによる闘争とスイーツ(笑)と自己矛盾

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 非モテの分類 - よそ行きの妄想において、非モテの分類を行ったが、はじめに - よそ行きの妄想においても述べたとおり、基本的な研究対象は反発型である。これは純粋に筆者の興味の問題で、個人の心理と…

非モテの分類

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 非モテMAP ver.003 ここに秀逸な分類があるが、いままでの研究を踏まえていまいちど再定義してみたい。 社会的弱者としての地位を強制され、またそれを自覚した人たちのとる行動としては、大きく3つにわ…

”モテない”という現象から”非モテ”という価値観へ

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 かくして恋愛主義は社会広範を支配するに至ったが、これにより、これまで恋愛に対して積極的でなかった層でさえも、強制的に社会のヒエラルキーに組み入れられ、その社会におけるポジションを与えられた…

恋愛至上主義へ

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 近代的個の確立と功利化 - よそ行きの妄想で述べたとおり、恋愛主義はある意味では功利化されることによって普及した。 しかしながら、極端に功利化された恋愛主義(恋愛資本主義)は、”三高ブーム”(高…

近代的個の確立と功利化

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 恋愛主義の普及を考えるにあたっては、それを推進した社会的な背景に加えて、なぜそれを社会が受け入れたのかという視点を要するだろう。 戦後の終わり - よそ行きの妄想でも述べたが、一般にある価値観…

近代的恋愛感の確立

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 恋愛 - Wikipediaにもあるとおり、『恋愛はそもそも閉鎖された二者間関係に特有の現象であり、検証可能性に乏しい部分がある』。 ここではまず、恋愛を構成する要素を見てみたい。一般的に「恋愛」という…

戦後の終わり

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 非モテはその定義により、恋愛至上主義または恋愛資本主義(総称して恋愛主義という)への批判から誕生しているから、まずは恋愛主義についての研究をせねばなるまい。 恋愛主義はいついかにして生まれた…

はじめに

目次:非モテについて勉強してみた - よそ行きの妄想 本論の目的は現代における非モテの社会的位置づけを研究することと、それによりいくつかの現代社会の抱える病理を明らかにすることである。 研究の対象である非モテの定義については、まずは以下を参照さ…

日本のストリートビューはやっぱり気持ち悪いんじゃないかな

googleのストリートビューについて、 樋口氏が日本人を代表して、気持ち悪いよと言ってみせて、 ⇒Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ] - higuchi.com blogそんなことないよという反論もちらほら。 ⇒日本のストリートビ…

仕事ってなに

分業ですよ。 人が集まって分業するというのが仕事ということですよ。 仕事ってなんだろ増田 - finalventの日記 これを見て、よく意味がわからずなんとなくもんもんとしていたのだが、北京五輪日本人金メダル第1号の内柴選手の以下のインタビューにはっとさ…

目次:非モテについて勉強してみた

はじめに 恋愛至上主義の勃興 戦後の終わり 近代的恋愛感の確立 近代的個の確立と功利化 恋愛至上主義へ その他の社会との共存 社会的弱者としての非モテ ”モテない”という現象から”非モテ”という価値観へ 非モテの分類 非モテによる闘争とスイーツ(笑)と…

学歴とか社会とか

なんか流行ってるみたいなので、こっそり便乗して書いてみる。 リンクを貼るのはさすがに便乗感丸出しすぎで、シャイな私にはちょっと恥ずかしいので控える。 いや思うんだけども、学校という仕組みがそもそも、バカがそれでも人並みに生きていけるようにと…

昔の仕事、今の仕事

今日、昔の株取引界隈の仕事事情を聞いた。みなさんご存知のとおり、インターネットなんてゆう便利なものはなかったわけで、まず注文は証券会社に行って対面で伝達、または営業マンに電話。 注文を受けた証券会社の人は、取引所に張り付いているその証券会社…

社会と個人と経済

この辺の記事が面白かったのでメモ。http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a02573887ab466cdeb6f8f5ee1a11447 http://www.tez.com/blog/archives/001198.html http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/a35ca2b710385448edb94bd29b18b584 http://d.hatena.ne.…

温暖化問題はちょっと真剣に勉強した方がいいような気がする。

いろんな考え方があるようなので。 おそらくそのうち馬鹿でもわかるようにルール化されたものが伝わってくるのだろうけれども、たぶんそのころには政治とか利権とかの影響でわけわからんことになっていると思うし、そもそもいまのうちに理解を深めることで、…

結婚のメリット?

http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-1252.html結婚のメリットってなに?とかいっちゃって、こいつらほんと馬鹿だな。何のためにこんな制度があるのか考えろよ。社会を強化するために決まってんだろ。父親のいない子供がスラム化して社会を荒らすの…

日本社会における暴動の可能性

暴動の方法論ではなくて、それが起こりえる社会的な状況、素地について。 日本社会における「格差」の問題がとりあげられるようになって久しいが、問題の本質は格差そのものというよりも流動性の低さにあると思う。 米国のデータなどに目をやると、格差自体…

日本のいいところ

最近、なんとなく新しい風潮のようなものがふつふつと芽生えつつあるのを感じます。簡単にひとことで言うと、日本っていいところもあるよねーみたいな感じでありきたりですが、日本は長く自虐的な風潮が世の中に蔓延していたと思います。特にバブル崩壊後は…

2008年について

あけましておめでとうございます。 2008年について、雑感。 本日2008年の株式相場がスタートしましたが、案の定酷いですね。今年は国内株はあまりよろしくなさそうです。官製不況なんていわれてますが、まったくその通り。上限金利の問題から始まって、建築…

糞ナショナリズム

日本の民度も来るとこまで来た。 http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51143248.html ナショナリズムが高揚しており、盲目的な雰囲気的は昔の浅間山荘事件とかを連想します。 33 名無しさん@3周年 :2007/09/18(火) 18:13:37 ID:6yifxI1R嘘書くなよw 郵…

君主論

君主論という、随分昔の人が書いたという本を読んだところ、『他人の武力または幸運によって得た君主権について』という章があり、内容的に「まさに安倍政権」とか思ったので、嬉々としてメモ。まずはとりあえず、冒頭部分を引用。 単に幸運に恵まれたため私…

安倍総理辞任

少年官邸団、ここに極まれり。って感じですね。こんな無責任・無能力がまがいなりにも一国の総理をつとめていたとは・・・兎に角、自民党は本格的に終わりかもしれませんね。小泉元総理がつくった自由主義化路線はほぼこれで芽をつまれた格好ですし、また、…

日米開戦の真実

引き続き、佐藤優。 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く作者: 佐藤優出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/04/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 53回この商品を含むブログ (47件) を見る欧州諸国、そして米国の帝国主義化からアジ…