上限金利引き下げのあれこれ
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200610310032a.nwc
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/103a1aeab20df3c952dab09ef77f5686
巷で話題の金利の話し。
さて、問題はなんでしょう。
1、高利貸しが所謂闇勢力の資金源になっている
2、金利に苦しんで破産乃至は倒産する人や会社が後を絶たない
3、取立ての方法が悪質である
4、そんな金利でしかお金を借りれない人にお金を貸すこと自体倫理的に間違っている
今回の上限金利の引き下げは、ざっと考えて4の問題の解決にしかならないような気がしますが、どうなんでしょう。
そもそも4って問題なんでしょうか。。
他の問題に対する世論の風当たりの強さに隠れて、非常にどうでもいいというか、本質からはずれた法案が可決されそうな予感がします。
かくいうわたくしも、高利貸しは朝鮮系という、どこぞで刷り込まれたのかわからないなんとなくのイメージがあり、それをもって彼らにたいしては、まったくといっていいほど好意的ではありませんが、だからとって「じゃあ、上限下げちゃえばいいんじゃね?」的な発想は、ノリでかたづけていけないところをノリきってしまった的な危うさを感じるわけであります。
少々大げさかもしれませんが、資金の流れなんかは資本主義の根幹ですよ。そこをノリでっていうのは、ちょっと納得いきません。
それにしても、冒頭URLのうち後者の方のコメント欄、世の中ってほんとばかばっかりでいやになります。