FX開始

昨今の低金利、及び円安をうけて、ふと資産運用の必要性に気づかされた。一介のサラリーマソがまじめに働いているだけでは、マクロ経済のリスクをヘッジできないわけである。


いま資産運用といえば、やはり外貨だろう。というか国内はちょっとダメだろ。常識的に考えて。金利も安いし、政治も不安定で、巷で噂の官製不況とやらで株も安い。ということで、外国株・外債を視野にいれつつ、とりあえずは為替になれ親しむためにもFXを始めることにした。


今週月曜くらいの話しだが、膳は急げということで、普通口座に小銭が入っていたe-bankでくりっく365を申込。同時に口座開設までの練習と言うことで、某所のバーチャルFXを開始。


私の読みは、長期的(3年とか)な円安と、短期的(数ヶ月くらい)なドル安である。円安についてはざっくり上に書いたとおりの見解で、ドル安については例のサブプライムローンの損がもう少し拡大すると読んでいて(すでに織り込まれているかもしれないが・・・)、その発表に連れてドルが売られると予想する。ただ、実体経済にそこまで大きな影響があるとも考えていないので、短期的に、としている。


ということで、とりあえずのポジションは、円建てのドル売りと、円建てのニュージー買い。ドル建てのニュージー買いと一緒ではないかと言う批判は気にせず、どっちかのポジションで評価益がでたら、利益確定させて再投資するという方針をとってみた。だから長期で考えているポジションでも、評価益がある程度でたら都度利確し、再投資する。ドル建てニュージー買いの1ポジションだとそういう細かな利確ができないと思ったわけ。まあ、なにぶん不勉強なのでこれからいろいろと試してみたい。


現状まで3日間の運用成績は、300万円で初めて、資産額が327万。評価損を含めると312万。皮算用してみた。この運用成績を複利で計算すると、1日あたり約1.33%の利回りである。よって、3日後は101.33%の3乗で104.05%、即ち312万である。それでは10日後を計算するとどうか。101.33%の10乗は114.16%となり、342万である。300日後はなんと5317.39%、1億5952万円である。1億!いちおく!!複利こえええええぇぇぇぇ!!!ということで、いまのところなんだかいい感じ。


FXはレバレッジがかけられるため、ちょっとした値動きでもまったく無視できず(レバレッジ100倍だとなんと為替が1円(1%)動いただけで100%の損益が出る)、それ故超短期で丁半博打に勤しむ方も多いようだが、運任せでは手数料支払う分だけ分が悪い(ちなみに私、運もいいほうではない)。レバレッジを押さえ目にして、かつ上記方針がはまれば、長期でも結果を残せるはず。


特に継続的に資産運用結果を公表する気もないわけだが、まあまったりやってみる。以上チラ裏。