スマブラ⇒PS3

ほんとはPS3で鉄拳がやりたい、Wiiユーザーのわたくしめは、最後の望みとばかりに話題作スマブラXを購入。
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以下レビュー。


まず、良いところは3つ
・ゲームシステム
相手を吹っ飛ばしたら勝ちというのは、まあ今更触れることでもないのかもしれないが、爽快感があってよい。また、そのシステムを根幹にしてうまいゲームバランスを構築しているのは、さすが任天堂といった感じ。
・キャラクター
マニアックどころを含め任天堂のキャラクターが勢ぞろいで、ノスタルジックに浸りたい中高年にとっては垂涎ものだろう。
(ただ、本作品のキャラクターは”過去の”キャラクター作りに完全に依存していることから、”本作品内において”新たにキャラクターに対して思い入れを持つということは不可能に近いことは申し添える。任天堂の過去のゲームに精通していない身としては、色合いの薄い雑多なキャラクターがひしめき合っているようにしか見えない。)
・音楽
とても耳に残る。良曲揃い。


ただ、主観を述べると上記3点は私がゲームに期待することとはやはり違った、というのが本音である。一方で最大の欠点は、Wifiにおける快適性。これが皆無。滅多に繋がらないし、繋がってもまともに試合できたのは1-2回程度。試したのは数知れず。
近くに対戦相手もいないので、Wifiを期待して買ったようなものの私にとっては致命的なレベルだった。
次に、1人プレイモードで、上記Wifiの劣悪さを代替できるかという視点。これも非常に厳しい。亜空の使者はキャラを自由に選べないこともあって、非常に「やらされてる感」が強い。
よってゲーム自体のバランスはいいのだろうが、それを楽しむ場がないという感想を持つに至った。


格ゲーを大衆化してみましたということで、こういうなにか中途半端な結果になったのではないかと考えているが、結果としてマニアも一般層も心底は楽しめないものになっていないか?私はどっちかというとマニア層なので、完全にターゲットから漏れている感を自らについて感じる。生憎非マニア層の視点は私は持ち合わせていないが、他の方のレビューなどをWEB上で拝見する限り、やはり非マニアがやりこむには敷居は高いのだろう(そもそもやりこむという目的意識がないのだろうが)。結論としては、話題先行の凡作という感じ。2週間くらいやってみて、上記の結論に至り、売却を決意。勢い余ってWii自体を売ることにした。


するとどうでしょう。
Wii本体+持ってたソフト全部でなんと5万で売却。そのお金で無事PS3を購入しましたとさ。めでたしめでたし。


ちなみにPS3は鉄拳5DRをダウンロードし、これもなかなか通信環境が悪いが(スマブラよりは幾分いいかな?)、個人的にはやはりスマブラよりこっちが好み。ゴーストバトルとかなんかそういうので、延々戦ってます。。
また、DLNA機能が結構快適。撮りためた子供の写真とかビデオとかいままで見たことなかったけど、不思議とテレビで見れると見たりするもの。


以上、損切りドテン買いの成功事例でした。