被害者にも責任が、とか言い出す人って何が言いたいのか少しわかった気がする


なんとなく。

先日私が書いた記事のコメント欄から。

andalusia 2008/12/05 09:32
bookmark にも書いたけどこっちにも書いておきますね。
ふつうに被害者の帰責性をもとに加害者は減刑されてますよ。
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20071022/1193003834
参照のこと。
ただし、例示から推測する限り、「女性が一人で夜歩き」程度では認められていないようです。

被害者にも責任が、とか言い出す人って何が言いたいの? - よそ行きの妄想

参照先も読んで思った。

もしかして、もともとは被害者の行為と加害者の犯意の因果関係が論点だったものが、いつのまにか被害者の行為と被害そのもの(=犯行そのもの)の因果関係という論点とごっちゃになってしまって、後者の論点にばかり注目してしまっていたから、ようわからなかったのかな。>私。

前者は、要は加害者の悪意を限定し再犯の可能性などを論じる趣旨、つまり加害者の人権擁護が趣旨なのに対し、後者は単なるわるものさがしのような気がするから、似てても違うような気がする。

確かに、犯行に計画性が見られない場合などは、被害者において、加害者を挑発するような行為がなかったかとか、加害者の権利を侵害するような行為がなかったかとかは、論点になるわな。

そして、例えばストッキングを被ったまったく接点もないような暴漢とかに襲われた人について言えば、夜道を歩いていたことの責任とかはまったくナンセンスだ。確かに夜道を無防備に歩けば、暴漢に襲われる可能性はあるだろうが、その暴漢にとって、被害者が夜道を歩いていたことは何の動機にもならないのだから、被害者の責任を問うことに意味はない。

これはたぶん「その人」に襲われる可能性の確率分布が客観的に見て思い描けるかどうかという区切りでも同じ。


だから、被害者にも責任がって言う人の言いたいことのひとつは、要は加害者に寛大な措置をっていうことか。


id:letterdustさんが私に指摘してくれていたこともこういうことかなあ。