twitterを頑張って半年間使ってみての感想

結論からいうと、まあよくわからんという話。

当ブログのサイドバーにも表示しているが、私はかれこれ半年くらいtwitterを利用している。ただ、いまだになにが面白いのかわからない。なんで面白くないのに半年も使っているのかといえば、なんとなく流行のWEBサービスの面白さがわからないのが悔しいからというのが理由で、この半年間は半ば義務的に、無理してつぶやいてる感じだ。つまり、この半年間私は割と積極的かつ前向きにtwitterの魅力を見出そうと努力をしたつもりである。なのにどうもよくわからないのだ。向いてないのかな。


この記事は読んだ。

メッセンジャーやったことある人ならわかると思うんだけど、今、ログオン中の人を一覧表示する画面でステータスが付けられるやつに似てます。
(首藤龍一のブログより)
……(゚д゚)
…!(゚д゚)
!!(゚∀゚)
そういうことだったのかああああ!!!
こんなにこんなに簡単な一言で、ずっとわからなかった「Twitterの何が面白いのか」の謎がまるで、足りなかったパズルのピースがカチッとハマッたような感じでやっっと解けました(つДT)

エラー|Ameba(アメーバブログ)

なんとなくはわかる。確かに「あの人最近なにしてんのかな」的な需要は私にもあって、twitterでフォローしておけば、わざわざ用事をつくって「最近どうっすか」的なメールを打つといったPING送信のようなマネをせずとも、対象の簡単な近況を把握できる。ブックマークとRSS購読の差みたいなものだな。twitterとは、人間の更新情報を取得するRSSリーダーである。みたいな。

ただこれは、便利だという話であって、面白いという話ではないだろうと、そう思ってしまう。知人・友人のステータスがわかって「面白い」ってなんか違うだろと思うのだが私だけかな?


まあ百歩譲って「便利だ」と「面白い」を恣意的に混同し、twitterの本質的な魅力を垣間見れたことにしよう。実際、そう思い込んで半年ほど使い続けてきたわけだ。ところが次の問題がある。フォローしてる対象が基本的にほとんど知らない人だということだ。知らない人の近況ほど興味のないものはない。

こう書くと、賢明な読者諸兄におかれては「だったら知人・友人だけフォローしろバカwww」と噴飯されることと思うし、私もそう思う。つまるところ問題は、私の知人・友人にtwitterのユーザーがいないということなのである。

これは私特有の問題なのだろうか。twitter愛好家のみな様は、知人・友人が100人とか1000人とかそういう規模でいらっしゃるのだろうか。どんだけリア充だお前ら。以前書いたが、基本的にはtwitterなどの先進的なWEBサービスを使いこなすほどのインターネットのヘビーユーザー層はリア充と呼ばれるような層とはかぶらないと考えていることもあり、この説はあまりピンと来ない。

若しくは、twitter上のフォローではじまる友人関係のようなものが世の中にはあり、みんなとりあえずフォローしフォローし返され、ときに互いのつぶやきをハートで感じながら徐々に距離を縮めていく感じなのだろうか。twitterは100人くらいフォローすると楽しくなると聞くが、100人フォローしとけば2割くらいはなんとなく仲良くなって、なんとなくハッピーだよね!というような意味なのだろうか。まあわからないことはない。

ところが、これについては私特有の問題かもしれないが、私は基本的にぱーちーなんかに出席してもいつのまにか端っこの方に寄っていて、ひとりで、むしろ飲食を重視した時間の過ごし方をしてしまうタイプである。そんな私を見かねた誰かが「腹へってんすかw」的に気さくに話しかけてくれても、「フヒヒ」とか言って距離をとってしまう方である。まあ人見知りとも言う。何気ない会話から相手との距離を詰めていくというリアルでできない芸当がtwitterではできるというような道理はない。無念。


リアルの知人・友人をバリバリtwitterに誘導したり、twitterで新たに知人・友人をバリバリつくったりという楽しみ方は内向的な私には基本的に無理そうとはいえ、どうすれば面白くなるのかを前向きに考えていきたい私としては、次の楽しみ方仮説の検証に移らねばなるまい。100人もフォロー対象がいると、全然知らない人であるという事実を差し引いてもなお面白いことをつぶやく人がおり、その発言を読むことがtwitterの楽しみ方だと考えるのはどうか。

この仮説についても当然数ヶ月に及ぶ検証を経ているわけだが、その中で思ったのはちょっと打率が低すぎるよねということである。確かになんか面白いことを言う人はいる。それはまったく否定しないが、大部分は面白くないというのもまた事実である。いや、面白くないというか、話題自体にそもそも興味がないケースが大半だ。私が興味を持つ話題など実に限定的であるから、至極当然の結果とも思える。

結局、なにかしら面白い発言、興味深い見解や情報をピックアップする手段として考える限り、発言のフィルタリングは発言主ではなくて、発言の対象となる話題によってなされるべきとしか思えない。個々人の発言の面白みには浮き沈みがあるし、何よりも興味の対象がぴったり一致するような人はそうそういないからだ。

じゃあそんなサービス(たくさんの人のつぶやきを話題ごとに提示するようなサービス)があるかと言えば、はてなブックマークがそれに近いと私は思う。気になる話題のブックマークページを開くと、どうでもいいものが大半なのは一緒だが、一応みんなその私が気になる話題についてのコメントを書き残している。興味のある発言をなるべく多く収集しようと考えた場合、twitterはてなブックマークなどのソーシャルブックマークに対して勝ち目があるのだろうか。いや、ない。なさそうな気がする。


ということで、結構頑張ってtwitterの魅力を探している割には、なかなか見つからないわけである。アドバイスを求む。

追記

あとそうだ、postが多すぎて全然読みきれないのが結構いやだったりする。自分、潔癖症なので。特に面白い発言を拾おうという目的意識を持ってしまうと、なるべく多くのpostに目を通すべきという理想が芽生える一方で、実際に目を通せるpost量は時間的な制約からもそこまで多くないから、理想と現実との間に大きな乖離が生まれることになる。そこにいらだちを覚えてしまう。

これはいよいよ非コミュや潔癖という属性はtwitterにそもそも向いてないのだという最終解に近づきつつある気もするが、id:odakin氏のナイスアドバイス(コメ欄)もあったことなので、ここはひとつひとりでtwitter飲み会(酒を飲みながらハイテンションでpostすること)を開催し、一度オンラインではじけてみるという検証に移行してみようと思う。これは、酔っ払うと非コミュ属性が影及び鳴りを潜め、社交的になるためである。